- ツカモト エリコ
小夏。
知らなかった。 小夏=日向夏=ニューサマーオレンジ。
たまたま落ちてきて たまたま育って
見つかったのは宮崎県のある軒先。 おいしかったから、の理由で
ここまで広まったよう…ではなく 実ははじめは「酸っぱくて無理」
で、全然広まらなかったとか。 とある日、土佐のおんちゃんが 「白皮と食べると甘い!旨い!」に
気づいたらもう、柑橘好き歓喜。 そして今に至るという、小夏。 文字のごとく、夏の初めに出回り 盛夏のころ姿を消す。 なんともその控えめな感じが好き。 サイズ感もいい。
みかんより大きく、文旦より小さい。
これも控えめな感じがいい。 はっきりと自己主張しながらも、見た目は愛らしい。
そう、日本の柑橘ってかわいらしさがあるんですよね。 そんな小夏を果実酒と、残った皮で砂糖煮。 んで、それを入れてパウンドケーキ。
隠し味に、小夏の果汁。 愛らしいものを、愛らしく料理する。 そんな贅沢な時間。 少しだけ、自分もかわいくなった気分。 あー、夏が来ます。 A famous japanese citrus in KOCHI. "KONATSU" Eating together with inside white peel. The white peel is covering for sour and changing more sweet.
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